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核ごみシンポ、全日程を終了 国民の根強い懸念浮き彫り

  • 2016年6月5日
  • 11:29
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 経済産業省は4日、原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分方針を説明する一般向けのシンポジウムを大阪市で開き、昨年から3巡目となる福井市など9都市での全日程を終えた。熊本地震を受け、各会場で「自然災害が多い日本で安全に地下処分ができるのか」との質問が繰り返され、国民の根強い懸念が浮き彫りとなった。

 過去2回のシンポでは、政府の原発再稼働方針に反発する意見が目立ったが、今回は処分地決定の手順や技術的な課題に関する質疑も活発だった。5月28日に大分市で開かれた回では「熊本地震で前震と本震を間違えたことで、科学への信頼が薄れた」との発言も出た。

 処分地として適性が高い「科学的有望地」を今年中に提示する政府方針には大きな反発はなかった。だがシンポ参加者は各地域で少数にとどまり、国民への情報提供や多様な意見を聞く手段としては課題が残った。

 大阪会場で記者会見した経済産業省の吉野恭司資源エネルギー政策統括調整官は「参加者は限られるが、政府の考えをしっかりと受け止めていただいた」と総括した。


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