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美浜3号、新基準合格にめど 関電が対策補正書を規制委に提出

  • 2016年6月1日
  • 10:00
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 関西電力は31日、原則40年の運転期間を延長して再稼働を目指す美浜原発3号機(福井県美浜町)について、原子炉設置変更許可申請の補正書を原子力規制委員会に提出した。地震、津波、重大事故対策など、これまでの審査で指摘された事項を反映。関電は「大きな論点は残っていない」としており、事実上、新規制基準合格のめどが立った。

 規制委は既に主要な審査を終了している。補正書の内容を精査した上で、合格証原案となる「審査書案」を作成。委員会に諮って問題ないとされれば、事実上の審査合格となる。対策費用は当初の1290億円から1650億円となる見込みとした。工事は2020年3月の完了を想定している。

 地震対策では、基準地震動(耐震設計の目安となる揺れ)の最大加速度を750ガルから993ガルに引き上げ。使用済み燃料プール内の燃料収納容器を、床や壁に固定しない方式に改めた。

 津波対策として高さ5・5〜6メートルの防潮堤を新設。火災対策で、総延長約1千キロのケーブルのうち半分を難燃ケーブルに取り換え、残りを防火シートで覆う。

 関電は同日、設備の詳細設計を示す工事計画と、運転延長認可の補正書も規制委に提出した。

 美浜3号機は、規定により11月末までに新規制基準に合格し、工事計画、運転延長ともに認可を受ける必要がある。さらに、実際に工事が完了するまでは再稼働できない。


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