福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

もんじゅ運営主体示さず 選定難航、夏めど具体案か

  • 2016年5月28日
  • 07:45
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0

 文部科学省は27日、高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)の新たな運営主体を探る有識者検討会(座長・有馬朗人元文相)の最終会合を開き、外部専門家が参加する経営協議体の設置など、運営主体が備えるべき要件を盛り込んだ報告書を了承した。昨年11月、原子力規制委員会から半年後をめどに代わりの運営主体を特定するように勧告されたが、具体的に示さなかった。文科省は近く、中間報告の位置付けで規制委に提出する。

 文科省は今後、報告書を参考に関係省庁と協議して運営主体を特定する作業に入り、夏までをめどに規制委に回答するが、規制委が納得できる内容を示せるかが今後の焦点となる。

 最終会合では、前回出た修正意見を反映させた報告書を全委員が了承。有馬氏から答申された馳浩文科相は「まだ道半ば。運営主体の特定作業に入りたい」と述べた。

 報告書は、運営主体が備えるべき要件として、原子力分野以外の専門家を運営に加えてガバナンス(企業統治)を強化することをはじめ▽ナトリウムを用いたもんじゅの特性を踏まえた保全計画の策定▽現場が自律的に保守管理する体制づくり▽規制動向やトラブル情報収集をする専門部署の設立―などを挙げた。

 会合後、有馬氏は「単に組織の運営だけでなく、研究分野についても外部の意見を聞けるようにしてほしい」と述べ、報告書に沿った運営主体を特定するよう文科省側に求めた。

 今後の特定作業について、馳文科相は「わが国のエネルギー基本計画に関わる問題のため、関係省庁、関係機関とコミュニケーションを取りながら丁寧に進めていく。速やかに一日も早く作業に入る」と話したが、具体的な時期については言及を避けた。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース