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高浜4号MOX燃料、年内製造開始 関電、輸送や装荷時期は未定 

  • 2016年5月17日
  • 10:15
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 関西電力は16日、高浜原発4号機用のプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の製造を、フランスで年内に始めると発表した。2011年中の製造予定だったが、東京電力福島第1原発事故を受けて延期していた。燃料の輸入に必要な検査申請の記載内容の変更を同日、原子力規制委員会に連絡した。

 国内への輸送や装荷の時期は未定としている。過去の実績では、燃料の製造開始から発電所での使用開始までに約2年かかっている。

 関電は11年12月に、福島事故後、国の核燃料サイクル政策が不透明になったため、MOX燃料の製造延期を表明。しかし、14年のエネルギー基本計画でプルサーマル発電の推進が明記されたことや、高浜4号機が新規制基準に合格して再稼働したことを受け、計画的にMOX燃料を調達することにした。

 08年に契約している16体を仏アレバNC社が製造する。関電は国内外にプルトニウム9・3トンを保有しており、仏国内の5・6トンの中から、16体で480キロを利用する。

 高浜4号機は2月の再稼働時に4体のMOX燃料を装荷しており、今回製造するのは第2弾の燃料。計画では最終的に、全157体のうち40体はMOX燃料を使う。

 新規制基準に合格した全国の原発のうち、MOX燃料を使用して再稼働したのは高浜4号機と3号機のみ。3号機は第1弾の8体と第2弾の16体が原子炉に装荷されており、さらに未使用の4体が保管されている。ただ3、4号機ともに、大津地裁が運転を認めない仮処分を決定しており、覆らない限りは再稼働できない状況が続いている。


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