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高浜原発、緊急時対策所完成遅れ 1年ずれ込み18年度に

  • 2016年5月14日
  • 10:03
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関電高浜原発1、2号機の安全検証を始めた県原子力安全専門委員会=13日、福井県庁
関電高浜原発1、2号機の安全検証を始めた県原子力安全専門委員会=13日、福井県庁

 関西電力は13日、福井県の高浜原発内で進めている1〜4号機共通の事故時対応拠点「緊急時対策所」について、完成が2018年度中にずれ込むことを明らかにした。直近に示していた完成予定の17年度末から、長くて1年近く遅れることになった。理由について関電は「地質調査で支持地盤が予想以上に深かったため」としている。この日県庁で開かれた県原子力安全専門委員会で、工程表を示した。

 緊急時対策所は当初、計画中の免震事務棟内に置く予定で、15年度上期の完成を目指していた。しかし基準地震動(耐震設計の目安となる揺れ)の引き上げにより、耐震構造の緊急時対策所を免震事務棟から分離して建てるよう計画を変更。昨年11月の段階では、17年度末の完成としていた。しかし予想以上に工事期間が掛かることが判明し、同12月には一転して完成時期を明記できない状態になっていた。

 関電が示した工程表によると、敷地を確保する工事までは当初予定通りだが、建物を建てるために行う敷地の掘削などに時間を要する見込み。敷地工事は今年3月から始まっている。

 また、自主的な取り組みとして建設する免震事務棟の完成時期も17年度末から18年度中に変更した。事故時の初動対応に必要な要員の待機場所や、資機材の保管などに使う施設で、基準地震動の引き上げにより、免震装置の再設計に時間がかかるという。

 関電の高浜以外の原発の緊急時対策所、免震事務棟については、大飯原発が高浜原発と同時期の完成を予定。美浜原発は、安全審査の進み具合を踏まえて今後計画するとしている。


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