福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

経常益2000億円目指す 関電が中期経営計画

  • 2016年4月29日
  • 10:14
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア0
  • 0
関電の中期経営計画のポイント
関電の中期経営計画のポイント

 関西電力は28日、3年間の中期経営計画を発表した。2019年3月期は福井県の高浜原発3、4号機と大飯3、4号機の4基の再稼働を前提に2千億円の経常利益を目指す。計画では原発の新増設やリプレース(置き換え)は触れていないが、八木誠社長は記者会見で「新増設やリプレースは必要だと思っており、国の方針が明確になった段階で判断したい」とあらためて意欲を示した。

 中期経営計画では、原子力は電力料金引き下げなどにつながる「競争力の源泉」とし、高浜、大飯の4基の早期再稼働に全力を尽くすと明記。10年後の26年3月期は、高浜1、2号機など40年超運転を含めて9基の稼働を目指した上で「一定の停止リスク」(関電)を織り込み、経常利益3千億円を目標に掲げた。

 八木社長は、大津地裁の仮処分決定で停止している高浜3、4号機について「早期に命令を取り消していただくよう安全性の主張、立証に全力を尽くす」と強調。安全審査中の大飯3、4号機は「安全対策の実施状況などを総合的に判断すると、(審査に合格すれば)割と早い時期に再稼働できる」と述べた。

 高浜1、2号機などの40年超運転に関しては「高経年化(老朽化)とはいえ、設備の取り換えや改良を行っており、安全性が脆弱(ぜいじゃく)ということはない」と述べ、安全対策などに投資を行うとした。

 新増設やリプレースについては「国の方針がまだ明確でなく、中期経営計画では触れていない」としつつ、「将来にわたって原子力を一定規模確保していくためには必要。(実現には)国民の信頼回復にもしっかり取り組まなければならない」と指摘。中断している美浜1号機の後継機に向けた調査も、国の方針が見えた段階で再開を判断したいとした。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース