福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

西の4電力、原発で提携 関電など事故時対応を強化

  • 2016年4月23日
  • 09:31
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0
4電力の原発の状況
4電力の原発の状況

 関西、中国、四国、九州の西日本の大手電力4社は22日、原発の事故対応や廃炉、安全対策に関する提携で合意したと発表した。地理的に近い4社が連携し、事故時の対応を強化する。廃炉作業のコスト削減や審査への対応で協力する。原発を持つ他の電力会社に提携関係を広げることも検討する。

 事故時の対応では、4社で計100〜200人規模の社員を派遣し、放射線量の測定や輸送車両の運転をする。がれき撤去用の重機やタンクローリー、防護服を提供する。

 事故を起こした電力会社に、他社の原子力部門の責任者が助言する。4社の社員が参加する訓練を定期的に実施する。全国の大手電力9社などは2014年に事故時の協力協定を結んだが、4社はさらに関係を強める。

 4社とも廃炉を決めた老朽原発を抱える。廃炉に際し、原発の解体工事の技術開発を進めたり、発電所の除染を共同で発注したりする。テロ対策設備の統一などもする。

 関電の担当者は提携を4社から拡大することについて「具体的な話はしていないが、必要であれば検討していく」と説明した。

 福井県内では今回の協定とは別に、関電と日本原電、日本原子力研究開発機構の3事業者が、原子力災害発生時に連携する確認書を2000年に交換。事故時に要員派遣や資機材提供をすることになっている。

 関電、四国電、九電の3社の原発は、事故を起こした東京電力福島第1原発とは異なる加圧水型で、新規制基準の審査で先行した。関電高浜原発1〜4号機、四国電伊方原発3号機(愛媛県)、九電川内原発1、2号機(鹿児島県)が既に審査に合格した。中国電は福島第1原発と同じ沸騰水型で、島根原発2号機(松江市)が審査中だ。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース