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規制委が川内原発停止を否定 委員長会見 熊本地震の影響限定的

  • 2016年4月19日
  • 07:32
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 原子力規制委員会の田中俊一委員長は18日、記者会見し、熊本、大分両県を中心に相次ぐ地震を受け、全国で唯一稼働中の九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)を予防的に停止させる可能性について「安全上の理由があれば止めなければならないが、今の状況で問題があるとは判断していない」と否定した。

 情報発信が不十分として政府から改善を求められた問題では「率直に反省しないといけない」と陳謝した。

 規制委は同日、臨時会合を開き、九州、中四国地方の4原発に異常がないことを確認。観測された揺れは4原発とも、原子炉が自動停止する設定値を大幅に下回った。地震が続いていることから状況を注視する。

 規制委は川内1、2号機の新規制基準への適合性審査の中で、今回活動した布田川(ふたがわ)・日奈久(ひなぐ)断層帯について、長さ92・7キロにわたって動き、地震の規模がマグニチュード8・1になると想定。だが原発まで約90キロと遠く、影響は限定的とした。

 地震が南西方向でも活発化しているが、震源がさらに同方向に移っても同原発の安全性に問題はないとみている。田中委員長は「自動停止する場合でも十分余裕を持って止めるので安全上の問題は起きない」と述べた。

 薩摩川内市では14日以降、最大で震度4が観測されたが、九電は安全上影響がないとして発電を継続。政府も「運転を停止する理由はない」(菅義偉官房長官)との見解を変えていない。

 玄海原発、四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)、中国電力島根原発(松江市)は停止中。核燃料は使用済み燃料プールに移されている。


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