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宮下さん本屋大賞「羊と鋼の森」 美しい物語性に高い評価

  • 2016年4月13日
  • 09:49
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2016年本屋大賞を受賞した宮下奈都さん
2016年本屋大賞を受賞した宮下奈都さん

 全国の書店員が最も売りたい本を選ぶ「2016年本屋大賞」の発表会が12日夜、東京都内で開かれ、福井市在住の宮下奈都さん(49)の長編小説「羊と鋼の森」(文芸春秋)が大賞に選ばれた。福井県関係者の受賞は初めて。

 受賞作は、13年春から一家で1年間移住した北海道で執筆。ピアノ調律師の青年が成長していく姿を繊細かつ温かみのある筆致で描き、15年9月に刊行された。第154回直木賞候補となった。

 今回の本屋大賞には1次に全国435店から552人、2次は276店から331人が投票。同作は、書店員から「人として生きていく上で大切なものが何かを感じられる」「美しい物語性で、視覚で捉えられないものを言葉で鮮やかに示している」などの声を集めてトップに立った。

 発表会で宮下さんは「迷わずに自分の好きなことを書いてきて、大賞に選ばれたことで勇気をもらえた。さらに好きなことを書いていきたい」と喜びを語った。

 翻訳小説部門はガブリエル・ゼヴィン著「書店主フィクリーのものがたり」(小尾芙佐訳、早川書房)に決まった。

 同賞は多くのベストセラーや映画原作を生み出しており、注目度は芥川賞や直木賞と並ぶまでになっている。これまでに上橋菜穂子さんの「鹿の王」、湊かなえさんの「告白」などが選ばれた。宮下さんは「誰かが足りない」(双葉社)で12年本屋大賞の7位に入った。


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