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規制委員、関電の説明に「納得」 美浜3号破砕帯など調査

  • 2016年3月30日
  • 07:55
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白木―丹生断層から派生した可能性のある破砕帯を確認する原子力規制委の石渡明委員(左から3人目)ら=29日、福井県美浜町―敦賀市間の白木トンネル上(代表撮影)
白木―丹生断層から派生した可能性のある破砕帯を確認する原子力規制委の石渡明委員(左から3人目)ら=29日、福井県美浜町―敦賀市間の白木トンネル上(代表撮影)

 原子力規制委員会の石渡明委員が29日、新規制基準の適合性審査の一環として、原則40年の運転期間を延長して再稼働を目指す関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の現地調査を行った。原子炉建屋の下を走る破砕帯(断層)などを調べ、「(活動性はないとする)関電の説明に納得した」と述べた。

 美浜3号機は敷地内に9本、原子炉建屋の下に4本の破砕帯がある。規制委の有識者調査団は現地調査などを経て昨年9月、「活断層の可能性は低い」との評価書を規制委に報告していた。

 石渡委員は原子炉建屋の下を通る破砕帯や、1キロ東を走る活断層「白木―丹生断層」から派生した可能性がある構外の破砕帯などについて掘削した部分を確認した。特に美浜原発は活動性が分かる地層が少なかったことから、判断材料となった粘土鉱物について、目視や顕微鏡で確かめた。断層と線状地形を区別するための音波探査の現場も視察した。

 現地調査を終えた石渡委員は報道陣に対し「地盤関係の審査は大詰め。課題は多くなく、今回の確認を踏まえ審査が迅速に進むと期待している」と説明。安全審査と運転延長審査の期限が11月末に迫っている点について「タイムリミットはよく認識している」とした。

 美浜3号機は規制委の更田豊志委員長代理も先月、現地調査し、運転延長に向けて関電が行った「特別点検」の手法を確認している。


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