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高浜原発、使用前検査で耐震試験 規制委、審査期限迫り2段階に

  • 2016年3月25日
  • 09:33
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 原則40年の運転期間を延長して再稼働を目指す関西電力高浜原発1、2号機(福井県高浜町)について原子力規制委員会は23日の定例会合で、1次系冷却設備の耐震性を調べる試験を、使用前検査時に実施することを決めた。揺れの収まり方の想定を関電が変更したことに対応。7月7日の審査期限に間に合わせるため、まずは関電の主張を基に審査し、合格すれば使用前検査に合わせ実機試験で最終確認する2段階方式にした。

 高浜1、2号機は規制委が2月、事実上の合格を認める審査書案を決定。しかし、工事計画と運転延長の二つの審査がまだ残っており、時間切れのリスクが指摘されている。審査の過程で基準地震動(耐震設計で目安とする地震の揺れ)が大幅に引き上げられ、現在は原子炉周辺の耐震評価が焦点となっている。

 関電は最新の知見を反映したいとして、これまでより揺れが収まりやすいとする想定の適用を求め、廃炉を決めた美浜2号機を使った試験などで妥当性を示す方針。関電の新想定では耐震性の余裕がこれまでより小さくなると見込まれるため、規制委は工事完了後に実際のプラントで確認する必要があると判断した。

 工事完了後、使用前検査の中で設備に実際に振動を加えてデータを収集。工事計画で記された想定が妥当かをあらためて判断する。耐震性の余裕がないと判断されれば、使用前検査は不合格となり再稼働できない。その場合、関電は追加の安全対策が必要となる。


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