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県内反対派「司法の良心再び」 今後の訴訟、判断に期待高める

  • 2016年3月10日
  • 08:17
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 「良心が再び示された」「(司法の)流れは変わらない」―。高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転を差し止める大津地裁の9日の仮処分決定。現地に駆け付けた再稼働に反対する福井県内の関係者も喜びの声を上げ、今後の訴訟や仮処分での司法判断に期待を高めた。

 福井地裁の高浜3、4号機運転差し止め仮処分の申立人事務局長の松田正さん(66)=坂井市=は、大津地裁前で滋賀県の申立人と抱き合い涙を流した。昨年4月に差し止め命令を勝ち取ったものの、同12月に関電の異議が認められ抗告審が続く。松田さんは「異議審や(九州電力川内(せんだい)原発1、2号機差し止め仮処分申し立てを却下した)鹿児島地裁がおかしかった」と語った。

 決定をメールで知った申立人共同代表で敦賀市議の今大地晴美さん(65)は「原発訴訟を戦う市民に大きな励みとパワーを与えてくれた歴史的決定だ」と声を弾ませた。

 「福井から原発を止める裁判の会」事務局次長の小野寺恭子さん(59)=福井市=は大津地裁前で「運転差し止め決定」と書かれた垂れ幕を見つめた。高浜3、4号機の運転差し止めを求め11日に福井地裁に提訴する予定で「福島の現実を踏まえ、何が正義なのかを訴えていきたい」と力を込めた。

 決定を伝えるニュースをテレビで見た原発反対県民会議の中嶌哲演さん(74)=小浜市=は「脆弱(ぜいじゃく)な安全対策や避難計画のずさんさを指摘した決定内容は多くの人が感じている懸念を受け止めたもの」と評価。福島第1原発事故後の司法判断は二分される状況だが、「どちらが国民の声を反映しているかは明らかで(今後の訴訟や仮処分でも)真摯(しんし)に受け止めることは当然」と訴えた。


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