福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

新基準で運転、どう判断 大津地裁、高浜仮処分9日決定

  • 2016年3月8日
  • 10:56
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア0
  • 0
高浜原発運転差し止め仮処分の争点
高浜原発運転差し止め仮処分の争点

 関西電力高浜原発3、4号機(高浜町)の運転差し止めを隣接する滋賀県の住民が申し立てた仮処分で、大津地裁(山本善彦裁判長)が9日に決定を出す。2基は原子力規制委員会の新規制基準への適合性審査を経て今年1〜2月に再稼働しており、差し止めを認めた場合は新基準のほか、広域被害を含む規制委の審査の在り方が問われ、各地で進む再稼働の動きにも影響しそうだ。

 東京電力福島第1原発事故後、審査に合格して再稼働した原発の運転可否に関する司法判断は初めて。高浜原発から約70キロまでの滋賀県内の住民が訴えた事故時の原発立地県以外の被害にどう言及するかも注目される。

 争点は新基準の妥当性や地震、津波対策など。

 住民側は関電が設定した基準地震動(原発の耐震設計の目安となる地震の揺れ)では安全性を確保できず、津波対策も過去の記録や伝承を無視し不十分と主張。事故が起きれば福井県と隣り合う滋賀県でも多くの住民が被ばくし、琵琶湖の汚染で近畿一帯の飲み水に影響が出るとしている。

 関電側は「新基準による対策で安全性に問題はない」などとしている。

 山本裁判長は再稼働前の2014年11月の仮処分決定も担当し「再稼働は差し迫っていない」として申し立てを退けた。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース