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廃炉の基礎、学生学ぶ ふげん見学、除染実習へ

  • 2016年3月8日
  • 10:59
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原発の仕組みや主要設備の概要を学ぶ学生たち=7日、敦賀市の日本原電敦賀総合研修センター
原発の仕組みや主要設備の概要を学ぶ学生たち=7日、福井県敦賀市の日本原電敦賀総合研修センター

 原子力に関する若手研究者・技術者育成を目的とした若狭湾エネルギー研究センターの「廃止措置セミナー」が7日、敦賀市沓見の日本原電敦賀総合研修センターで始まった。県内や関西、九州などの大学生・高専生ら27人が参加し5日間の日程で、廃止措置の基礎・関連技術を学んだり、日本原子力研究開発機構の原子炉廃止措置研究開発センター(ふげん)を見学したりして、知識と理解を深める。

 東京電力福島第1原発事故以降、原子力を志す学生が減っていて、将来の人材不足が危惧されている。同研究センターは、原子力専攻の学生以外にも知識や興味を持ってもらい、人材の裾野拡大を図ろうとセミナーを企画。文部科学省の補助事業に採択され、春休み期間に本年度から3年間開講する。

 開講式で旭信昭理事長は「運転40年を超える原子炉が出てきていよいよ廃炉の時代を迎える。原子力の基礎から廃止措置におけるレーザーやロボットを使った先端技術活用まで、いろんなことを学んでほしい」と参加者に呼び掛け、将来の職業選択に期待を寄せた。

 この日は、日本原電社員が沸騰水型と加圧水型それぞれのプラントの仕組みや特徴を説明。原子炉の状態を把握するプラントシミュレーターを使った研修も行われた。

 11日までの期間中、廃止措置概論や福島原発の廃止措置の現状を学ぶほか、原子力産業ロボットの操作体験、レーザー技術を用いた除染や切断の実習などに取り組む。

 福島原発廃炉に関わる仕事に就きたいという富山高専4年の市井紗也加さん(19)は「セミナー内容に福島原発があるため、役立つと思い参加した。ふげんの現場見学にも興味がある」と話していた。


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