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高浜4号、3日のフル稼働は中止 原子炉が低温停止状態に

  • 2016年3月3日
  • 07:47
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 関西電力高浜原発4号機(福井県高浜町、加圧水型軽水炉、出力87万キロワット)の原子炉が、機器の故障を知らせる警報が鳴って緊急停止した問題で関電は2日、1次冷却水の温度を80度にして原子炉を安定した状態で維持する冷温停止状態にしたと発表した。3日に予定していた出力100%のフル稼働は中止となった。

 関電は1日午後6時39分から、1次冷却水の温度や圧力を下げる作業を開始。2日午前8時45分に冷温停止状態となった。

 これまでの調査では、29日に発電機と送電設備をつなぐ並列作業を行った瞬間、電圧差が生じ、送電側から一時的に設定値を超える電流が検知器に流れたことで警報が鳴ったことが判明している。

 関電は設定値の妥当性を確認しているほか、発電機など発電設備の絶縁抵抗測定などを行い、詳しい原因を調べている。法令に基づき、9日までに原子力規制委員会に原因と対策を報告する。

 関電は、原因と対策を規制委に報告するまで再稼働はしないことを表明している。規制委は再発防止策を了承するまで再稼働を認めない方針。

 再び原子炉を起動するのは3月中旬以降に、3月下旬を目指すとしていた営業運転は4月以降にずれ込む公算が大きい。

 2月29日に発電・送電の操作中、発電機側から出た電気の電圧を上げる主変圧器と、発電機の電圧を測る機器の故障を示す2種類の警報が鳴り、発電機が自動停止。1秒後にタービンと原子炉も自動停止し、制御棒全48本が挿入された。

 当時の発電機出力は5%で、検知器に流れた電流値の記録を確認したところ、送電線側から瞬間的に想定を超える電流が流れていた。

 検知器は送電、発電両側の電流差を検出しているが、今回は発電機側の新設した検知器の試験が終わっておらず、送電側からのみの電流を検知するようにしていた。検知器に故障は見つかっていない。


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