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高浜4号、設定超える電流原因か 関電「電流検知器は故障なし」  

  • 2016年3月1日
  • 12:19
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 関西電力高浜原発4号機(福井県高浜町、加圧水型軽水炉、出力87万キロワット)の原子炉が機器の故障を知らせる警報がなって緊急停止した問題で、関電は1日午前、主変圧器から送電線の間で、一時的に設定値を超える電流が流れたのが原因とみられるが、異常を監視する電流検知器自体には故障がなかったことを明らかにした。周辺にある同種の機器は反応しておらず今後、設定値の妥当性などについて詳しく調べる。

 関電によると、機器は100%出力でのフル稼働時に流れる電流の30%以上になると作動し、発電機を自動停止させる設定となっている。29日の発電・送電の操作を行った際に、瞬間的に30%を超える電流が流れたとみられる。

 これについて、会見した関電原子力事業本部の宮田賢司・副事業本部長は「並列時に電流の変化があるのは想定内」と説明。「この機器は2010年3月に数値を設定したが、その後の運転では警報は出なかった」と明らかにした。

 関電は1日、国と県に対して▽機器の回路や設定状況▽絶縁抵抗の状態―などを確認するとした調査計画を説明した。

 29日は発電・送電の操作中、発電機側から出た電気の電圧を上げる主変圧器と、発電機の電圧を計測する機器の故障を示す2種類の警報が鳴り、発電機が自動停止。1秒後にタービンと原子炉も自動停止し、制御棒全48本が挿入された。

 2月20日の1次冷却水漏れは配管の弁を取り付けていたボルトの緩みが原因で、対策を講じた上で、26日に原子炉を起動。27日には核分裂が安定して持続する「臨界」に到達した。3月3日ごろに出力100%でフル稼働し、同月下旬に通常の「営業運転」に移行する予定だったが、見通せなくなっている。


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