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高浜2基稼働、スタート地点立てた 所長、信頼回復へ安全強調

  • 2016年2月27日
  • 10:35
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原子炉の起動レバー操作後、中央制御盤を確認する運転員=26日、福井県高浜町田ノ浦の高浜原発(代表撮影)
原子炉の起動レバー操作後、中央制御盤を確認する運転員=26日、高浜町田ノ浦の高浜原発(代表撮影)

 「ようやくスタートラインに立てた」。関西電力高浜原発3号機の最終検査終了証を受け取った高浜発電所の大塚茂樹所長は26日、同発電所内で記者団に対し、安堵(あんど)感を口にした。4号機も再稼働し約4年7カ月ぶりに高浜の2基が同時に動きだした“節目の日”。「再稼働したプラントを安全に運転することで、原子力への信頼を回復することにつながる。安全最優先で緊張感を持って運転していきたい」と、現場の責任者は表情を引き締めた。

 3、4号機は東京電力福島第1原発事故以降、新規制基準に基づき地震や津波だけでなく、全交流電源喪失時などにも対応できるよう、さまざまな対策をとってきた。

 3号機は1月29日の再稼働から約1カ月を経て、原子力規制委員会の全ての検査が終了。大塚所長は「福島のような事故を二度と起こさないという固い決意を持って、安全安定運転に向け頑張っていく」と強調した。

 3号機が営業運転入りした約40分後には4号機が再稼働。4号機は原子炉の起動試験直前に、放射性物質を含む1次冷却水漏れが起きていたこともあり、再稼働後に高浜町のプレスセンターで会見した関電原子力事業本部の宮田賢司副事業本部長は、深々と頭を下げた。

 トラブルがあったにもかかわらずスケジュールを遅らせずに、3号機の営業運転と同じ日に4号機を再稼働させたことについて、宮田副事業本部長は「あくまで結果。2基が動いたのは一つの通過点」と述べた。

 大塚所長、宮田副事業本部長とも「細心の注意で一つ一つのステップを進めていく。安全への取り組みに終わりはない」と同じ言葉を口にした。


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