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高浜4号再稼働 3号は営業運転入り

  • 2016年2月27日
  • 10:39
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高浜原発4号機の今後の流れ
高浜原発4号機の今後の流れ

 関西電力は26日午後5時、福井県の高浜原発4号機(加圧水型軽水炉、出力87万キロワット)の原子炉を起動し、再稼働させた。1月末に再稼働した3号機は同日、原子力規制委員会から検査の終了証が交付され、営業運転に入った。


 4号機の再稼働は、2011年7月に定期検査のため停止して以来で約4年7カ月ぶり。県内原発では最長の停止期間となった。新規制基準に適合した原発では九州電力川内(せんだい)原発1、2号機、高浜3号機に次いで4基目となる。プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を初めて使用するプルサーマル発電を行う。

 順調にいけば、27日午前6時ごろに原子炉内で核分裂の連鎖反応が維持される臨界に達し、29日午後2時ごろ、発電・送電を開始する。3月3日ごろに出力100%のフル稼働し、同下旬の営業運転を目指す。

 4号機は2月3日までに、MOX新燃料4体を含む157体の燃料を装荷した。20日には、放射性物質を含む1次冷却水漏れが見つかり作業を中断。配管の弁を取り付けていたボルトの緩みが原因だったとして対策を講じたことから当初の予定通り、26日の再稼働となった。

 この日、中央制御室では、豊松秀己副社長や規制庁の検査官ら計60人が起動操作を見守った。運転員が中央制御盤の計器を確認した上で午後5時に、起動レバーを動かし制御棒を抜いた。

 関電の原発では、大飯3、4号機の審査も大詰めを迎えている。関電は自社の電源構成に占める原発の割合が高く、4月の電力自由化を控え、再稼働を急ぎたい考えだ。

 関電の八木誠社長は26日の記者会見で、冷却水漏れトラブルを謝罪した上で「高浜4号機の本格運転再開を前提に、5月1日から電気料金を値下げする」と述べた。

 一方、1月29日に約3年11カ月ぶりに再稼働した高浜3号機は同日、原子炉や発電機など主要な設備の運転状態などの最終検査が終了。「問題なし」として、規制庁の大場國久・安全規制管理官が大塚茂樹高浜発電所長に合格証と終了証を手渡した。17年春ごろ予定の定期検査まで13カ月間、営業運転する。


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