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顧客流失に危機感 電力自由化へ競争力

  • 2016年2月27日
  • 10:40
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 関西電力は福井県の高浜原発3号機に続き4号機を本格運転させることで電気料金の値下げを急ぎ、4月からの電力小売り全面自由化の競争を勝ち抜きたい考えだ。既に顧客流出の動きも表面化しており、危機感を強めている。

 関電は3、4号機の安全対策費としてテロ対策の「特定重大事故等対処施設」も含め計1721億円を掛けているが、2基の稼働で火力発電の燃料費が削減できることなどから、1カ月当たり計100億円の収支改善効果が見込めるという。

 八木誠社長は26日の記者会見で、値下げ時期を5月と初めて明言。「お客さまの負担を少しでも軽減したい」と強調した。ただ、詳細は「具体的な値下げ率は現時点でお示しできない」と述べるにとどめた。高浜4号機の再稼働状況を見極めることが重要とし、値下げが4月に間に合わない事情を説明した。

 関電の電気料金は値上げの影響で全国の電力会社でも最高水準にある。電力広域的運営推進機関は26日、新電力などの家庭向け新料金プランへの申し込み件数が、関電管内で約6万件に上ったと発表。関電の経営環境は厳しさを増している。

 八木社長は件数について「大変危機感を持っている。相当厳しい競争になる」と強調。値下げとサービス向上に努めると説明した。新電力は低価格攻勢を強めており、関電の巻き返しがなるかは不透明だ。


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