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福井県知事「慎重に見極める」 高浜原発1、2号機の運転延長

  • 2016年2月25日
  • 08:49
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 関西電力高浜原発1、2号機(福井県高浜町)の審査書案了承を受け、同意判断権を持つ立場の西川一誠知事と高浜町の野瀬豊町長は24日、今後の運転延長の審査を慎重に見極めていく考えを示した。

 西川知事は、福井県庁で記者団に「これから40年超運転自体の審査がある。一般的な課題が了承されたという段階」とし、審査の行方を注視する考えを示した。

 県は昨年4月、40年超運転を原子力規制委員会に申請した関電に「プラントの安全確保を大前提に、県民の理解が得られることが必要」との認識を示している。西川知事は「40年超運転は一般の再稼働以上に課題がある」と指摘。規制委の審査を見極めながら、県原子力安全専門委員会での検証など、県として独自に対応するとした。

 野瀬町長は、同役場で記者団の取材に「新規制基準に合格している高浜3、4号機と同じ敷地なので(審査書案の了承は)妥当で予想されたこと。40年超運転の審査はこれから」と冷静に話した。「高経年化のプラントなので不安を持っている町民もいる」と指摘し「仮に合格しても、同意判断にはしっかりとした見極めが必要で、時間がかかる」と強調した。

 高浜1、2号機と同じく40年超運転を目指す美浜原発3号機がある美浜町の山口治太郎町長は「今後の美浜3号機の審査に弾みがつくと期待したい」とのコメントを出した。

 全国原子力発電所所在市町村協議会(全原協)会長を務める渕上隆信敦賀市長は「規制委は運転期間延長申請がなされた原発について、期限切れとならないよう、審査を加速し安全性を確認していただきたい」とコメントした。

 県原子力発電所所在市町協議会会長の中塚寛おおい町長は「エネルギーミックス実現のためには、安全性が確認された既存高経年化プラントの稼働は必要であり、高浜1、2号機が後続プラントのひな型となることを期待したい」とした。


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