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燃料取り出しが最もリスク低減 規制委員長が福島原発視察

  • 2016年2月14日
  • 11:21
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東京電力福島第1原発の大型休憩所内で、食堂を視察する原子力規制委の田中俊一委員長(右端)=13日午後
東京電力福島第1原発の大型休憩所内で、食堂を視察する原子力規制委の田中俊一委員長(右端)=13日午後

 東京電力福島第1原発事故から5年を迎えるのを前に、原子力規制委員会の田中俊一委員長が13日、第1原発を視察した。約1年ぶりの視察となる田中氏は終了後の記者会見で、敷地の放射線量低減や、作業員の休憩施設の整備など労働環境の改善を評価した上で「使用済み燃料プールからの燃料取り出しが最もリスク低減につながる」と指摘した。

 経済産業省や東電が、汚染水抑制対策として2015年度内の本格運用を目指す「凍土遮水壁」については「あまり関心がない。処理した水は海に捨てるという持続性のあるスタイルをつくらないと廃炉は進まない。汚染水を少し減らしても問題解決にならない」と疑問を呈した。

 田中氏は伴信彦委員とともに、敷地の高台から1~4号機の全景を見た。廃炉作業で出たがれきや、使用済みの防護服などの保管状況も確認した。

 免震重要棟では、東電福島第1廃炉推進カンパニーの増田尚宏・最高責任者らと意見交換。廃炉廃棄物の保管について、地元自治体の理解を得る努力を求めた。

 16日には石渡明委員と清水康弘原子力規制庁長官、19日には更田豊志委員長代理と田中知委員も現地視察する。


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