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もんじゅ新体制「最終判断は大臣」 文科省検討会が初視察、意見交換 

  • 2016年2月10日
  • 09:41
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原子炉上部で広報担当者から設備の説明を受ける検討会委員ら=9日、福井県敦賀市の高速増殖炉もんじゅ
原子炉上部で広報担当者から設備の説明を受ける検討会委員ら=9日、福井県敦賀市の高速増殖炉もんじゅ

 日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)の受け皿について議論している文部科学省の有識者検討会が9日、もんじゅを初めて視察し、現地幹部や職員と意見交換した。座長の有馬朗人・元東京大学長は「新たな体制は大臣が考えるべきこと」と述べ再度、運営主体は最終的に文科相が決めるとの考えを示した。

 この日は有馬座長をはじめ委員6人が参加。約2時間かけ、原子炉上部で機器について説明を聞いたり、配管室や中央制御室を視察したりした。またプラント保全部を中心に、現場の30〜40代職員とも意見交換を行った。

 幹部との意見交換で、有馬座長は上層部と現場職員の意思疎通について質問。青砥紀身(あおとかずみ)所長は「乖離(かいり)があるとのアンケート結果があり、部長や課長といった階層ごとに、話し合いを行っている」などと対応を説明した。

 視察後、有馬座長は報道陣に対し「現場の特に若い人がどういう気持ちで働いているか聞いて、随分一生懸命だと分かった」と感想を述べた。

 検討会の結論については「5月か6月には答えを出さないといけない。しかし(もんじゅを)どういう体制にするかは大臣がしっかり考えること」と指摘。検討会で新体制の議論は行わないとし「その参考になるようなもんじゅの現状と、われわれの考える理想像についてお答えしたい」と述べた。

 原子力規制委員会は昨年11月、原子力機構が「運転を安全に行う組織として必要な資質を有していない」とし別の運営組織を検討するよう文科相に勧告した。文科省は昨年12月末から検討会を組織し議論を進めている。


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