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大飯原発再稼働、福井県知事に要請 枝野幸男経産相が県庁赴き会談

  • 2012年4月14日
  • 15:59
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西川一誠知事(右)に大飯原発3、4号機再稼働の協力を求める枝野経済産業相=2012年4月14日午後3時40分、福井県庁
西川一誠知事(右)に大飯原発3、4号機再稼働の協力を求める枝野経済産業相=2012年4月14日午後3時40分、福井県庁

 枝野幸男経済産業相は2012年4月14日午後、福井県庁を訪れて西川一誠知事と会談し、関西電力大飯原発3、4号機の安全性は確保されていると説明、電力需給面での必要性も挙げて再稼働への協力を要請した。知事は、政府が示した新たな安全基準の妥当性や同原発の安全性が確保されているかを慎重に検証して判断する方針を伝えた。

 東京電力福島第1原発事故を受け政府が昨年7月、停止している原発の再稼働の前提としてストレステストの実施を求めて以来、閣僚が立地自治体に再稼働に向けた協力要請をするのは初めて。再稼働すれば福島の事故後で全国初のケース。福井県やおおい町がどう判断するかが焦点となる。

 枝野経産相は西川知事に対し「大飯3、4号機は政府の判断基準を満たし、福島の事故のような地震、津波に襲われても大事故に至らないと確認した。(再稼働に)ぜひ地元の理解をいただきたい」と要請した。

 知事は「県会、地元おおい町の考えを聴いた上で県の考え方をまとめ、あらためて伝える」と判断を保留。原発の意義、役割について「電力需給論だけでなく、明確なメッセージを示してほしい」と要望した。

 経産相は夕方までに時岡忍おおい町長、田中敏幸県会議長ともそれぞれ会談する。

 野田佳彦首相と関係3閣僚は13日の協議で、2基は新たな安全基準を満たしていると最終確認。関電管内では今夏に厳しい電力不足に直面すると判断し、再稼働が必要だと結論付けた。

 福島第1原発事故以降の原発問題では、海江田万里元経産相が昨年6月に佐賀県の古川康知事を訪ね、九州電力玄海原発2、3号機(佐賀県玄海町)の再稼働を要請したことがある。ただ、当時の菅直人首相が安全評価の実施を強く主張し、頓挫した。


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