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消しゴム彫刻、モナコ交流に一役 12〜14日、国際芸術祭に出品

  • 2016年2月9日
  • 07:42
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川治さんの作品「BlueFantasy」
川治さんの作品「BlueFantasy」

 アートを通して日本とモナコの交流を深める「第10回モナコ・日本芸術祭2016」の出品作として、福井県から福井市内で活動する美術作家2人の作品が選ばれた。12〜14日、モナコの国立レニエ3世オーディトリアムで開かれる同芸術祭に展示される。

 選出されたのは、福井市を中心に「消しゴムはんこ」などの教室を開く川治伴江さん(46)=永平寺町=と、洋画家の山本光彦さん(81)=福井市=の作品。国内外の美術展の運営に携わる「麗人社」(大阪府)が日本作家の作品を審査し、2人の作品を含む119点を選抜した。

 川治さんの作品は、縦72・7センチ、横60・8センチ、厚さ1センチの巨大な消しゴムに、ペンタイプのナイフで花や葉などを幾何学模様のように彫刻。手作りのスタンプを押した紙を加工する「スタンプアート」の技術で制作した立体的なチョウを飾り付けた。

 山本さんの作品「新緑足羽川」は、穏やかに流れる川と土手に生い茂る木々を微細に描いた20号の油彩画。2004年の福井豪雨で被害を受ける前に自宅近くで撮影した風景写真を元に描いた。

 麗人社の担当者は川治さんの作品について「本来画材にならないものを土台にした見たことがない作風」。山本さんの油彩画は「技術が高く、木々と山を単調な緑色でなく個性的な色で仕上げている」と評価した。

 同芸術祭は、同社が主催した「モナコ日本文化フェスティバル」(1997〜2002年)が前身。06年度から、モナコの文化庁と政府観光会議局が主催している。

 川治さんは「消しゴムを彫る技は日本発祥。モナコの人がどんな反応をするか楽しみ」。山本さんは「絵を通して(福井の)豊かな自然を感じてほしい」と話していた。

 同芸術祭にはこれまでに福井県から5人の作品が選抜され出展している。


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